これからの教育
昨日も体験会を行わせていただきました。
私の幼馴染のお子様です。ありがとうございました。
かれこれ数十年を共に生きてきた親友。子供の歳も同じです。
彼女は絵が描くのが上手でドッヂボールが強い(笑)、私とは得意分野が違いました。
私は、一見人懐っこく、それなりにできるタイプのようで、
実は、今でいう “感情の凸凹” があり “生きにくさ“ を感じながら生きてきました。
でもそれは、振り返ってみれば思うことです。
まず小学校でいじめ的な経験してから、人を信用できなくなりました。
信用できないというと大げさですが、人の持つ裏表を知り、それがとても怖い。
これも今、振り返ってみればです。
それくらいと言われるようなことかもしれませんが、本人にとっては深刻でしたね。
昔のことはほぼ覚えていないのですが(笑)、この時の記憶は鮮明に覚えているので
やはり私の人生に大きく影響している出来事なのだと思います。
そんな私が、対人コミュニケーションの興味を持ち、10年間接客業に携わりました。
「ありがとう」と言われることがとても嬉しく生き生きと仕事をしていました。
そして…また対人恐怖症に陥り、闇の時代を過ごし、そこからはいあがってきました!!
きっと周囲の人はわからないのかもしれませんが、みなさんそれぞれ何かしらの想いを
抱き日々過ごされていると思います。
何が言いたいのかと言いますと、周囲の環境や年齢が変化しても、いったん形成されると
変化しにくく、生涯にわたりその人の重要な意思決定に大きな影響を与えるものがあると
いう事です。
30代40代の皆さんは特に、一度立ち止まって、人生の棚卸しをしてみるといいですよ。
ミッドライフクライシス(中年の危機)と言われる時期なのです。
自分の中で譲れない価値観 “キャリアアンカー” を見つけることができたりします。
(興味がある方は、検索してみてください)
私はキャリア=人生だと考えていますので、現段階で一般的に言う仕事についていなく
ても、それぞれキャリアを積み重ねていらっしゃると思います。
ここでの振り返りが、その後の人生を左右するともいわれています。
なんてったって人生100年時代と言われていますからね・・・
さて、話は戻りまして、友人は「プログラミング」を習わせることに迷いを感じています。
友人の私だから体験に来たけど、全く知らない人だったら、その一歩が踏み出せない。
そのとおり。まだ私たちの住む地域では、多くの皆さまがそう感じていると思います。
プログラミング教育は、プログラマー育成が一番の目的ではありません。
では、なぜプログラミング教育が必要なのか?
それは、これからの仕事の進め方が大きく変わっていくと予測されるからです。
今現在でも、どんな仕事を選んでも、情報技術とは切り離せません。
そして、社会人になって仕事をしていくうえで重要な力をご存知ですか?
「社会人基礎力」です。
〇前に踏み出す力『アクション』→主体性・働きかけ・実行力
〇考え抜く力『シンキング』→課題発見力・計画力・創造力
〇チームで働く力『チームワーク』
→発信力・傾聴力・柔軟力・状況把握力・規則性・ストレスコントロール力
これはキャリア教育ともつながっています。とても大切で必要な力であり、すぐに身につく
ものでもありません。
この力、私は「プログラミング的思考」を身に着ける事が一番の近道ではと考えています。
コンピュータは基本的に命令をしなければ動けません。プログラミングは、自分の指示を
コンピュータに正しく伝えなければなりません。筋道立てて順番に言葉を並べられる事が
大切です。相手の人にわかりやすく伝える能力になります。
プログラミング=理系と考えられがちですが、言葉をきちんと理解し伝える文系の要素も
意外に大きいです。
繰り返し、試行錯誤してプログラミングをしていく事で、論理的思考、考える力、そして
伝える力が身についていきます。
そしてほかにも、プログラミングを学んだ子ども達には成功体験が積み上げられます。
指示通りにすべてが動き喜びを感じ、指示がうまくいかなければ悔しさを感じ、失敗と
チャレンジを繰り返していきます。そこで起こることはすべて自分が組上げたもの。
やらされたのではなく、自分で作り上げたということが自信につながり、
『自己肯定感』を高めていきます。←これとても大切!!
積み重ねが必要ですが、プログラミングに取り組むことで『生き抜く力』を身につけて
いってほしいと思っています。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
先日体験に来てくれた女の子が、私の絵を描いてくれました。
心から笑顔を大切にしたいと感じました。この絵をいつも胸にしまっておこうと思います。
ありがとう。
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